■無関心という名の罪■~「彼らが主を十字架につけたとき」~
おはようございます。
今朝は雲が多い川崎です。
これから、断続的な
雨模様の一日になりそうです。
ITの世界でイベントドリブン
という用語がある。
人が入力した情報や
他のシステムからのアクションに反応して、
プログラムが何らかの動作を行う
というような意味。
緊急事態宣言が今日から
5月11日までの短期間施行されるが、
日付の根拠は明らかにされていない。
スケジュールありき、
これをスケジュールドリブンという。
オリパラ開催時期をターゲットにした
政治判断でしかない。
国民の命を守ることを最優先とするならば、
状況をきちっと把握した
科学的根拠によるデータドリブンでなければねっ。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
これまで長い間、
怪物ヘンシュと
小羊シェイファーの二人のうち、
いずれが行なおうとしたことのほうが
より大きな害を成したか、
またヘンシュの権力への欲求と
シェイファーの自己への過信の
いずれがより大きな罪だったかを
考えてきた、
とした。
そして、ドラッカーは、
おそらく最大の罪は、
これら昔からの
二つの悪ではなかったと
考えるに至った、
とする。
さらにドラッカーは、
最大の罪について、
次のとおり続ける。
「おそらく最大の罪は、
二〇世紀に特有の無関心という名の罪、
すなわち、殺しもしなかったし
嘘もつかなかった代わりに、
賛美歌にいう「彼らが主を十字架につけたとき」、
現実を直視することを拒否した
あの学識ある生化学者による罪のほうだったと
考えるに至っている。」
(Ⅱヨーロッパ人々 8章 怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命)
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