■過去を消し去り将来を見据える■~自身の業績や著作権~
おはようございます。
仁淀川から涼しい風が吹いてきます。
昨晩は久しぶりの花火見物、
自室からなので人混みも無縁、
眼前での開花は迫力満点でした。
これから一っ風呂浴びてきます。
月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
ドラッカーの貢献のなかでも極めつきは、
経営者やマネジャーに
『適切な問いを抱くように』
と説いた点である、
とした。
そして、その時々の知識だけに頼るのではなく、
過去をいったん頭のなかから消し去り、
将来を見据えるように、
としたことだと続ける。
あの朝、クレイムズは
ドラッカーからの電話に
不意をつかれはしたが、
布石がまったく
なかったわけではないとする。
こちらから連絡をとろうとしてはいたのだが、
それはじかにではなく、
版元をとおしてであり、
これには理由があったとする。
「ドラッカーは、
自身の業績や著作権を守ろうとすることにかけては、
やり手弁護士にも負けないほど熱心だと評判だったため、
わたしは氏の過去の著作の転載許可を得るのは、
並大抵のことではないだろうと覚悟していた。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)
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