■何の変哲もない家■~曲がるべき角を見過ごす~

 おはようございます。


淡い陽が射し始めた高知の朝です。


朝は大分涼しくなりましたが、

日中は日向は30度を超えそうです。


今週の後半は雨模様が續きそうです。


今週もよろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




クレイムズは、

インタビュー当日は、

朝の10時にドラッカー邸を

訪問する約束になっていた。



地図はあらかじめ

ファクスで受け取っていたが、

地図がわかりにくいといけないと思い、

40分ほど余裕を見ておいた、

と続ける。



ところが、

考えごとにふけっていたため、

曲がるべき角を見過ごして

何マイルも先へ進んでしまった、

とする。



あわてて引き返して

目当ての通りを探し出し、

目的の住所にたどり着いたが、

時計の針は10時4分前を指していた。





「建物に視線を向ける。


 何と質素なのだろう。


 郊外の静かな住宅地によくあるような、


 何の変哲もない家である。」


 



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)

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