■アインシュタインの逸話■~豪邸に関心などなかった~
おはようございます。
雲が多い中、
東の空が朝焼けに染まる
高知の朝です。
朝が涼しくなり、
虫の声も随分と聞こえるようになりました。
8月も明日まで、
秋は近づいているんですね。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズが到着したドラッカー邸は、
郊外の静かな住宅地によくあるような、
質素で何の変哲もない家だった、
とした。
けっして粗末ではないし、
庭は手入れが行き届いているが、
やや古びた印象を受け、
本当にドラッカーの
住まいなのだろうか......?
と考えた。
そして、
この家の主は間違いなく
ドラッカーその人で、
偉大なるマネジメント思想家には、
豪邸を構えるだけの
時間的ゆとりがあるはずもなく、
ましてそのような関心などなかったのだ、
と続ける。
「わたしは、
アルバート・アインシュタインの
スーツをめぐる逸話を思い出した。
アインシュタインは、
「何を着るか」などという
些細な問題に時間をとられないように、
同じスーツだけを何着も持っていたという。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)
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