■前の種が芽生えたもの■~苛立たしいほど難しい~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝です。
今日はおおむね晴れて
真夏の気候となりそうです。
水分補給をわすれず。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
『リエンジニアリング革命』の
著者マイケル・ハマーは、
ドラッカーの初期の著書をひもとくときは、
不安にさいなまれ
手が震えるんだと言っていた、
とした。
そして他のベストセラーも、
ドラッカーが何年も前に
まいた種が芽生えたものだと
見ることができる、
と続ける。
列挙すると、
マーカス・バッキンガムとドナルド・クリフトンの
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』、
クレイトン・クリステンセンの
『イノベーションのジレンマ』、
『イノベーションへの解』、
リチャード・ノーランとデービッド・クロソンの
『創造的破壊』、
ラリー・ボシディとラム・チャランの
『経営は「実行」』などである。
クレイムズは、
これらの本のおおもとをなす考え方に、
ドラッカーがどのような影響を及ぼしたかは、
本書の全編をとおして深く掘り下げていく、
とする。
マネジメントの専門家として名をなし、
ブーズアレン&ハミルトン
戦略リーダーシップ・センターの
マネージング・ディレクターなどを務めた
ジェームズ・オトゥールは、
次のとおり述べる。
「現代マネジメントのさまざまな概念のうち、
ドラッカーが考案ないし
体系化した以外のものを挙げるのは、
苛立たしいほどまでに難しい。
この事実にわたしは畏れと驚きを
感じずにはいられない」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)
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