■ほとんど何も知らない■~複雑な思いで振り返る~

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝です。

昨日も雷を伴う夕立、

今日も可能性があります。


お気を付け下さい。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

青く澄みわたって雲ひとつない空のもと、

南カリフォルニアの空港に到着した。



そしてシャワーをさっと浴び、

スーツとネクタイを身につけながら、

自分自身がピーター・ドラッカーについて

ほとんど何も知らなかったことに

ふと気づいたとする。



たしかに、氏の著書、経営哲学、

マネジメント関連の教えなどについては、

マネジメントあるいは

マネジメントと社会をテーマとした

35冊の著作のほとんどを読破していたので

それなりに知っているつもりだったと続ける。



さらに厚い回想録『傍観者の時代』ですら、

氏の人物像を詳しく知る手がかりにはならなかった、

とする。






「わたしはシカゴから持参した


 二台のテープレコーダー、


 車のキー、ドラッカーの著書を手に、


 レンタカーに乗り込んだ。


 インタビューへと向かうことになったいきさつを、


 複雑な思いで振り返らずにはいられなかった。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』プロローグ)

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