■『イノベーションと企業家精神』■~体系的に取り上げ最初の本~
おはようございます。
手結山の朝は雨降りです。
太平洋にどんよりと暗い雲がびっしりとかぶさってます。
東京から娘が孫を二人連れて帰省したので、
広めの部屋が使える”海辺の果樹園”に一泊。
のんびり楽しく過ごしました。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
将来にわたって自社を存続させたいなら、
将来を切り開くための分野に
優秀な人材を充てるべきだが、
貴重な資源を配分するにあたって、
とほうもない考え違いをしてしまうのだ、
とした。
クレイムズは、
ピーター・ドラッカーは、
マネジメント分野の論客のなかでもいち早く、
イノベーションが
経営上大きな役割を果たすことを
指摘したと続ける。
そして、
1985年刊行の
『イノベーションと企業家精神』
(Innovation and Entrepreneurship)
の序文でドラッカーはイノベーションに触れ、
ビジネス分野の書き手が
イノベーションと企業家精神に関心を向けたのは、
1980年代に入ってからだ、
と述べていおり、
自著については、
「このテーマ全体を体系的に取り上げ最初の本」
だと説明しているとする。
「この本が世に出る以前にもドラッカーは、
本の書き手、コンサルタント、
大学教授として、
30年にわたりイノベーションというテーマを
追いかけていた。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第15章 イノベーションについて)
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