■自己満足と偏狭な発想■~イノベーションの敵~
おはようございます。
高知の朝は今日も晴れ、
少し寒そうですが外歩きには良い気候です。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
企業が危機を避けて強さを保つ上では、
イノベーションがカギを握ると
ドラッカーは考えていたとした。
そしてドラッカーは、
イノベーションの敵は、
自己満足と偏狭な発想だとも
見なしていたと続ける。
この点は、
『イノベーションと企業家精神』以後の
すべての著書にも明快に記されている。
クレイムズは、
この章ではまた、経営の実務家であるアンディ・グローブと、
著名な大学教授にしてコンサルタントでもある
クレイトン・クリステンセンのふたりを取り上げて、
両氏が、1950年代にドラッカーが
築き上げた知識を土台にしながら、
それぞれの方法でイノベーション分野に
偉大な貢献をした様子を紹介したいとする。
「ドラッカーの内面に迫ろうとするなら、
イノベーションをめぐる氏の貢献を理解しないことには、
目的を果たせないはずだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第15章 イノベーションについて)
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