■顧客が誰かを知るために(2)■~答えを憶測してはならない。~
おはようございます。
未明の高知は曇って道路は濡れてます。
今は雨は止んでいるようですが、
これから降ったり止んだりを繰り返しそうです。
今日は龍馬が生まれ没したと言われる日、
高知の街のあちこちで龍馬イベントが行われています。
高知ではもはや文化ですね。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『現代の経営』から
ドラッカーは、
価格が重要な要素でない製品はないが、
第一に、価値としての価格が
単純な概念ではないとした。
例えば、
下取りを伴って販売される自動車市場では、
価格は新車と一次中古車、
二次中古車、
三次中古車の間で変動する
価格差の総体であると続ける。
第二に、価格は価値の一部にすぎず、
価値には耐久性、
故障率、信用度、純正度など
製品の質にかかわる
あらゆる種類の要素がある。
第三に、サービスをはじめとする
顧客側の価値観があり、
人は電化製品を買うとき、
アフターサービスを重視する。
ドラッカーは、次のとおり説く。
「顧客が価値ありと考えるものは
あまりに複雑であって、
彼らだけが答えられることである。
憶測してはならない。
顧客のもとへ行って答えを求める作業を
体系的に行わなければならない。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 2 ミッションと顧客がすべて)
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