■不況期こそ好機(3)■~外を歩き回れ~
おはようございます。
久しぶりの須崎の朝です。
新庄川の畔、
天頂には三日月が輝いています。
今日も一日晴れそうです。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『未来企業』から
ドラッカーは、
不況期の盲点は
流通チャネルの変化にあるとした。
そして上田さんは、
歴史に名を残す経営者は皆、
外をほっつき歩いていたと続ける。
80年前に、
GMを世界一のモノづくり企業に育てた
アルフレッド・スローンは、
数か月に一度は一週間ほどディーラーめぐりをし、
セールスマンの真似事をしていた。
マクドナルドを生んだレイ・クロックも、
町へ出ては自分の店を外から見ていた。
不況期こそ、顧客に会い、教えを請う好機である。
ドラッカーは、
トップ経営者たちに対して、
歩き回ること、
すなわち役員室を出て
部下の所で話をすべきことを
助言してからすでに久しいが、
今ではそれは間違った助言になってしまったとし
次のとおり続ける。
「社内ばかりを歩き回れば、
間違った安心感に陥る。
知らされることは
部下が知らせようとしたものに
すぎないにもかかわらず、
情報を手にしているものと思い込む。
今では外を歩き回れが正しい助言である。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 3 マネジメントの勘所をはずさない)
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