■トップ自らが推進役となれ(2)■~常に生煮えで非現実的である~

 おはようございます。


未明の高知、

今日はたくさんの星が輝いています。


今朝はぐっと冷えました、

日中も寒そうですよ。


暖かくしてお過ごし下さい。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『マネジメント』から



ドラッカーは、

組織内に存在する変化への抵抗こそ、

マネジメント上の大問題の一つとされてきたが、

問題とすべきは、

いかにして変化を当然と受け止め、

それを機会に転じる風土を醸成するかだ、

とした。



そして上田さんは、

ほとんどの組織において、

トップマネジメントは

最高裁判所を自認しており、

その拒否権を、

自らが持つ最も重要な権限と

位置づけているとする。



つまり、検討し尽くされていない考えや

提案に対しては、

ノーと言うことが

自分たちの役割だと思っているが、

これははなはだしい間違いである、

と続ける。



ドラッカーは、

イノベーョンを行うには、

トップマネジメントの役割は、

この逆でなければならないという。












「トップの役割は、


 生煮えの非現実的なアイデアを


 具体化することにある。


 しかも、優れたアイデアというものは、


 常に生煮えで非現実的であることを


 肝に銘じておかなければならない。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 4イノベーションの心得)

コメント

このブログの人気の投稿

■プロフィットセンターは存在するか(2)■~企業の外部にいる者~

■イノベーションの三つの心得(3)■~世の中を大きく変えるもの~

■距離を消滅させたeコマース(1)■~産業革命における鉄道~