■イノベーション四つのリスクを明らかにする(1)■~負うべきリスク~
おはようございます。
今台湾時間で5時22分、
漆黒の海峡を渡っています。
風は強いですが気温は暖かです。
8時にはキールンに入港、
17時まで歩いてきます。
月曜日、今週もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『創造する経営者』から
ドラッカーは、
リスクには基本的に、
第一に負うべきリスク、
第二に負えるリスク、
第三に負えないリスク、
第四に負わないことによるリスク、
という四つの種類があるとする。
そして、経営計画ではまずリスクの種類を
明らかにせよと言います。
第一に、事業を行う限りは、
負うべきリスクがあるが、
それは産業ごとに異なり、
製薬会社にとっては、
新薬開発に伴うリスクこそ
負うべきリスクの典型である。
上田さんは、
リスクがいやならば
製薬業から撤退するしかないとする。
「人を助けるべきものが
人を傷つけるかもしれないという、
製薬会社にとっては悲痛なリスクである。
過去には、サリドマイドがあり、
小児麻痺ワクチンがあった。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 4イノベーションの心得)
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