■西洋文化の日本化■~彼を見た最後だった。~
おはようございます。 未明の須崎、 ベランダの向こうの城山も闇の中です。 三か月の須崎暮らしも最後の朝、 明日からは高知の自宅からの通勤となります。 南国市の事業所と須崎本社の行ったり来たりで、 忙しいですが、高速道路が整ってきており、 短時間で楽な移動ができそうです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 国際会議の公式晩餐会で会ったルースは、 当時68歳だったが、85歳のように見え、 重病人のような顔をしていた、 とした。 しかし、彼はいつものように礼儀正しく、 温かくドラッカーを迎え、 自分の隣の席へ引っ張って行って 座らせた。 そしてドラッカーに、 最近は何をしているかと聞いたので、 ちょうど日本から帰ってきたところで、 日本がどれだけ立派に立ち直ったか、 どれだけ早く西洋文化の日本化を行ったかは、 ちょっと想像もつかないほとだと答えた、 とする。 「ルースは顔をしかめて、 立ち上がった。 背中を見せた。 それが私が彼を見た最後だった。」 (Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)