■日本における成功事例■~基本的な信条と価値観の反映~


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オリンピック女子柔道 田知本は左手の負傷が原因で敗れたが、そのあとのインタビューで
”片手でも勝つ人はいる、自分が負けたのは力不足だ。”との発言をした。
プロフェショナルの責任を感じさせるこの発言、負けてもなお強し、だ。
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国家存亡のときに人は充実感を持って働くことができた。

ドラッカーは、非常事態や外部からの刺激を受けなくとも
起こしうることであるとし、日本における成功事例の特徴を示す。

それは次の6点である。

1 職務の設計は、仕事の内容を明らかにした段階で職場に任せる。
2 トップマネジメントを含むあらゆる人が、退職するまで日常の課題として研鑽を続ける。
3 終身雇用制を持ち、ひとたび雇われれば職場が保証される。
4 福利厚生が重視される。
(5,6は明日に続く)


「仕事の研究や分析のために、欧米と同じ方法、道具、技法を使っている。

しかし、彼らは職務の設計は行わない。

仕事の内容を明らかにした段階で職場に任せる。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第3章 仕事と人間)















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