■学校にとって第一の責務■~弱みとその矯正に焦点~

おはようございます。

久しぶりに快晴の朝を
迎えた川崎です。

熊本で大きな地震が発生し、
多くの方が被災され死傷された。

東日本大震災以来、日本列島の
どこでいつ大規模地震が
起こってもおかしくないと言われてきた。

しかし、わが身の周りに
起こることではないと思っている人は多い。
あらためて思い知らされた。

被災者の方々に、お見舞い申し上げます。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



これまでの学校は、
平均的なもの以上を
身につけさせることを
行う時間がなかった。

これまで学校が誇りとしてきた優等生とは、
すべての面で平均的な基準を満たす学生である。

しかし彼らは、多くのことに
平均的な対応をできる者であり、
自己実現する者であるとはかぎらない。

これまでの学校には
他に選択の余地はなく、
基礎的な知識を
十分に身につけさせることが、
学校にとって第一の責務だった。

この責務を果たすためには、
少人数のクラスでさえ、
弱みとその矯正に焦点を
合わせなければならなかった。


「基礎となる知識について、

 最低限の能力は

 身につけさせなければならない。

 それらの能力に不足するところがあるならば、

 補わせることが必要である。

 平均的なものは身につけさせる必要がある。」


~『イノベーターの条件』
(Part4 問われる知識と教育 2章 学校が劇的に変わる)












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