■教育制度自由化への要請■~高等教育への道を開いておく~

おはようございます。

晴れの川崎の朝、少し冷えましたが、
日中は気温が上がります。

熊本では、まだ余震が続くなか、
多くの方々が避難生活を余儀なくされている。

乳児、高齢者、病気、ペットなど、
一人ひとりそれぞれの生活環境を
持っている方々が、避難所で
集合生活をしていれば様々な
トラブルがあるでしょう。

そんな中では、どうしても
お年寄りや乳幼児を抱えた家族など、
弱者がつらい目を受けることになる。

衣食住、特に住については、
国のリードなしには難しい。
国が国民の命を守るという責任を
早急に果たさなければ、
ますます犠牲者は増える。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬




ドラッカーは、
今日緊急に求められているものが
教育制度の自由化であるとする。

そしてそれは、年齢にかかわらず、
誰もがいかなる教育課程にも
入れるようにすることであると続ける。

アメリカや日本のように
大学進学率の高い国でさえ、
途中で学校に行くのをやめる若者が多い。

しかし、彼らが知識労働に
必要な知的資質を欠いているわけではない。

大学進学者と彼らとの違いは、
経済的理由も多いが、
青少年という繭のなかに
とどまるよりは、
早く成人になりたかったからである。

しかし10年もすると、
彼らの多くが学校に戻りたくなる。
そのとき彼らは、
強い動機のゆえに
きわめて意欲的な学生となる。

彼らはさらに進んだ仕事に
就こうとしている。
これに対し、新卒の19歳の青年の多くは、
単に大学に行くよう言われたから
来ているだけである。


「人は、人生のいかなる段階にいようとも、

 正規に教育を受け、

 知識労働への資格を得ることが

 できなければならない。

 そして社会は、資格さえあれば、

 年齢に関わりなくいかなる仕事にも

 人を受け入れるようになる。」


~『イノベーターの条件』
(Part4 問われる知識と教育 2章 学校が劇的に変わる)












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