■ゲーテ、シラー、シェイクスピア■~夕闇迫り明かりが灯され~
おはようございます。
曇り空、涼しい川崎の朝です。
”破壊的暴風”を伴う台風が沖縄に接近中、
十分警戒して下さい。
その影響で東京でも
にわか雨の予報が出ています。
ご注意を。
今日から早9月、
まだまだ暑さは続きますが、
暦の上は秋に突入。
火曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。
----------------------
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
マリアは、あらゆる劇と役を知っており、
クリスマスと元日の午後、
それらのセリフと詩を語り、
朗読してくれた、
とした。
それはたとえば、
ゲーテの『イフィゲーニア』であり、
シラーの『オルレアンの少女』『マリア・スチュアート』、
あるいは彼女の好きなソフォクレスの『アンチゴーネ』、
ユーリピデスの『メディア』、
シェイクスピアの『リア王』『テンペスト』、
彼女の好みであり、私の好みでもあった
『シンペリン』の名場面、名セリフだった、
と続ける。
ドラッカーは、
合間には、ヘルデルリンやノバーリス、
当時はまだ無名だったジョン・ダンや、
ウィリアム・ブレイクを読んでくれた、
とする。
「こうして夕闇が迫る頃、
明かりが灯され、
私たちは軽い夕食をとった。
たいていは黙っていた。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)
コメント