■実業の資質に欠ける■~大学教授への強烈な圧力~
おはようございます。
曇り空、涼しい川崎の朝です。
暑さも彼岸まで、
これからあまり気温は上がらず、
昨日からぐっと涼しい一日になりそうでね。
連休二日目、午後にはまた一雨ありそうです。
お気を付けください。
日曜日、健やかな休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
職業は銀行家、
しかも大卒であればまだよかったのだが、
商業や製造業の見習いでは、
それはそれで結構ではあっても、
何か疑問符らしきものが
つけられたものだった、
とする。
というわけで、
ドラッカーの父親は
進学を望んでおり、
つまるところドラッカー家は、
高級官僚、法律家、医師の家系だった。
しかも父親は、
ドラッカーが実業の世界で
成功する資質には欠けている
のではないかと見ており、
少なくとも大学教授への道を
トライせよとの強烈な圧力が
ドラッカーにかかっていたのである。
「私には、
ウィーンやプラハの大学、
スイスやドイツの大学、
オックスフォード、ケンブリッジに、
法律、経済、医学、化学、植物学、
美術史、音楽の教授をしている
叔父や従兄やその他の親類、
さらには家族ぐるみの
付き合いのある人たちが
あまりに大勢いた。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)
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