■利用は簡単に拒否■~読みたいだけ読んでよい~

 おはようございます。


小雨が降る涼しい川崎の朝です。


台風12号の影響と低気圧の関係で、

今日は一日雨模様、寒いくらいの一日になりそうです。


金曜日、今日も一日健やかにお過ごしください。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



16歳のドラッカーは

刑罰についての決定版ともいうべき

論文を書くことにしたが、

そのためには図書館が必要だった。



しかし、当時の図書館で

本を借りることのできるのは

常勤の教員だけであって、

彼らさえ書棚に近づくことは許されなかった、

と続ける。



そしてドラッカーには、

何人もの叔父や従兄や親戚が

常勤の教員になっており、

さらには父が非常勤で

講師を頼まれていたにも関わらず、

大学の図書館の利用は簡単に拒否された、

とする。



「しかし幸い、


 私には国立図書館があり、


 トラウン伯爵がいた。


 彼は彼の部屋の隣の小部屋で、


 読みたい本を読みたいだけ読んでよい


 と言ってくれた。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」

(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)

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