■就職して博士号取得■~エルザ先生のワークブック~

 おはようございます。


曇り空、湿気の多い川崎の朝です。


日中は30度超え、

季節の変わり目での夏の巻き返しですね。


金曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

当時の商都では、

家業を継ぐべき最も優秀な男子は、

大学には行かないものと相場が決まっていた、

とした。



そのうえ当時のヨーロッパでは、

就職は学位取得の妨げにならず、

フルタイムの仕事に就いていても

博士号を取ることができた、

と続ける。



ドラッカーは、

大学は出席を取らず、

宿題や試験もなかったため、

むしろ法学部の学生というだけでは、

時間を持て余すに違いなかった、

とする。






「卒業に必要なことは、


 四年間在籍して卒業試験に通ることだけだった。


 それも、卒業試験専門の受験校に


 数か月通えばすむことだった


 (しかも私の場合は、それさえ一晩か二晩で止めてしまった。


 エルザ先生のワークブックで十分だった)。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」

(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)

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