■大学へ行かなくとも■~不名誉なことではない~
おはようございます。
曇り空、涼しい川崎の朝です。
秋雨前線の影響で天候不調、
一週間程度はこの調子ですね、
休肝日明けの水曜日、
今日も一日健やかにお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
14歳の頃には、
ギムナジウムを卒業したら、
大人に交じって働き、
自分で稼いで
独立しようと思っていた
とした。
そして、ドラッカー家は、
ウィーンではかなり豊かなほうだったが、
オーストリアそのものが、
戦争に負けた貧しい小国になっており、
そのうえ、ドラッカーの弟が
医学専攻を希望していたため、
ドラッカーが父親の負担を
軽くしなければならなかった、
と続ける。
ドラッカーは、
当時は、大学へ行かなくとも
不名誉でも不利でもなく、
四年間という月日を
無駄にしないことで
ドロップアウト扱いされることはなかった、
とする。
「就職すれば責任ある大人として扱われた。
しかも、当時のヨーロッパ大陸の大学は、
大卒という身分は与えたが、
専門知識はほとんど何も与えなかった。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)
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