■長男オットー・ポルとファシズム■~実業家としての成功~

 おはようございます。


未明の川崎、空は雲に覆われているようです。


三連休明けの今日は一日曇り空、

気温も下がる予報です。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

カール・ポランニーの兄弟たちは

個性溢れる卓越した若者へと育っていった、

とした。



そして、

1870年代はじめに生まれた

長男のオットーは、

父親と同じ工学を専攻し、

若くしてハンガリーを離れ

スイスとドイツで働き、

機械の設計者となり、

やがて実業家として成功した、

と続ける。



オットーは、

1895年にイタリアへ渡り、

倒産寸前の機械メーカーを手に入れ、

その後、設立されたばかりの

フィアットを納入先とする

ブレーキ、ハンドル、その他、

自動車部品のメーカーとして

再建に成功した。





「名前もポランニーからポルに変えた。


 こうして1910年には、


 イタリアの財界人として


 相当の資産家になっていた。」



(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)

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