■ポランニー家の風変わりな教育■~母親セシリア・ポランニー~
おはようございます。
まだ薄曇りの川崎の朝ですが、
段々晴れて、
三連休初日の今日は好天に恵まれそうですね。
人混みに注意してお楽しみください。
土曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーが、
最初に出会ったポランニー家の一員が、
カール・ポランニーの母親である
セシリア・ポランニーで、
1920年代のことだったが、
毒舌で怖れられる
皺だらけのおばあさんになっていた、
とする。
ときには機智に富むことも言っていたが、
イギリスで初めて労働党が
政権を取ったときには、
他の国でのことなら、
よいことなんだが、
イギリスという国は、
召使いのほうがご主人よりも卑しい
という珍しい国だからね、
と言った、
と続ける。
しかし通常は、
単に口が悪いというだけのことで、
知り合いマーガレットのご主人が
偽造通貨を使って逮捕されたときなどは、
次のとおり一蹴していた。
「マーガレットにとっちゃよいことだね。
いつも女のことでこぼしていたけど、
これで亭主も浮気はできなくなったわけだ」
(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)
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