■ムッソリーニの転向■~古代共和制の復活~
おはようございます。
曇り空の川崎の朝です。
関東地方は、
昨日からの曇天を引きずり、
にわか雨のところも。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
オットー・ポランニーは
1910年には、
イタリアの財界人として
相当の資産家になっていた、
とした。
ところが政治的には
熱烈なマルクス主義者となり、
社会主義の新聞『アヴァンティ』を創刊した、
と続ける。
加えて、マルクス主義者より
さらに過激な社会主義者、
ベニート・ムッソリーニを
同紙の主筆に据え、
第一次大戦によって
社会主義者としての夢を打ちくだかれた後も、
ブルジョワ社会に代わる社会を追い求めた。
「戦傷から回復しつつあった
ムッソリーニを社会主義から転向させ、
資本主義でも社会主義でもない共同体国家主義、
古代共和制の復活に向かわせたのが、
他ならぬこのオットー・ポルだった。」
(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)
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