■ポランニー家のクリスマス・ディナー■~オーストリアでは途方もない高給~

 おはようございます。


薄曇りの川崎の朝です。


朝は冷え込みましたが、

日中は随分と過ごしやすい気候になりそうです。


金曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーはポランニーに、

先ほど挙げたいくつかのテーマについて、

道すがら話を聞きたいので、

会議の後、お宅まで同行させていただけないか、

と聞いてみた。



すると彼は、ただちに承諾し、

自宅でのクリスマス・ディナーに

誘ってくれた、

と続ける。



そこへ、雑誌社の総務の人が現れ、

彼に給料の小切手を渡したが、

トランクで手のふさがっていた彼は、

小切手をドラッカーに持たせてペンを探した。





「そのとき、小切手の数字が


 私の目に飛び込んできた。


 一九二七年暮れのオーストリアでは、


 途方もない高給だった。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」

(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)

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