■政府を信じては駄目■~アメリカの鉄道会社社債~
おはようございます。
曇り空の川崎の朝です。
九州地方では、
大雨特別警報が発令される
豪雨のようです。
十分注意してください。
今日はワクチン二回目接種、
二回目のほうが副反応が強いとの
噂ですね。
酒飲んで早く寝ます。
土曜日、良い週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーが、
ある時会社設立のレポートで、
設立後五年間で売上げと利益が
ともに10%の伸びを見込んでいるとの
設立発起人からの数字を書いた際、
フリードバーグは両方の伸びを
約束する経営者は、
嘘つきか馬鹿のどちらかだ、
と言った。
また、
アメリカの金融機関が
シンジケートを組み、
不況で値下がりしている
アメリカの鉄道会社の社債を
買い占めようと提案してきたが、
彼らは、鉄道会社は政府が助けることに
なっているので、
いざとなれば、法によって、
負債は政府が肩代わりすることに
なっているとの説明をした。
これに対してフリードバーグは、
次のとおり言った。
「ナンセンスだよ。
政府を信じては駄目だ。
国民を騙すことばかり
考えている連中だ。
奴らが守る法といったら
物理の法だけだよ」
(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)
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