■輝く黒い瞳のミランダ■~新婚一か月の新妻の絵~
おはようございます。
今朝も雨が降る川崎です。
午前中は雨、
夕方には小康状態
日付が変わるとまた雨の様です。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
フリードバーグの
机の脇の壁面には、
黒い瞳が輝く絶世の美女、
彼の妻ミランダの絵が
飾ってあった、
とした。
そしてそのミランダは、
スペイン系ジプシーの
フラメンコ一座の歌姫で、
すでに50歳近かったフリードバーグが
ロンドンのナイトクラブで一目惚れし、
楽屋へ行って交際を願い、
ジプシーの夫と別れさせて結納を収め、
翌日結婚したという、
新婚一か月の新妻の絵だった、
と続ける。
ドラッカーは、
二人の結婚生活は
幸せにずっと続き、
娘が二人生まれ、
その後ミランダは、
喘息を患って、
霧と雨のロンドンを
離れなければならなくなった、
とする。
「聞くところによれば、
南フランスで信心深い生活を
送っているとのことだった。
フリードバーグは毎朝10時には、
おはようの電話をかけていた。」
(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)
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