■秘書役としての初仕事■~16片の屑籠として捨てる癖~
おはようございます。
薄い雲がかかってますが、
明るい陽が射し始めた
川崎の朝です。
今日は晴れ間が多そうですね、
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
フリードバーグの指摘を受けて、
初めて自分が秘書役となっている
三人の共同経営者のことを
真正面から考えた、
とした。
そして、彼らのためには
何をすべきだろうか、
と考えたとき、その答えは、
フリードバーグが好きで得意な仕事、
つまり取引を存分に
行なえるようにすることだった、
と続ける。
ドラッカーは、
彼には、電話での取引を終えると、
売り伝票あるいは買い伝票に
その内容を記入し、
その後は無意識に
4回切って16片にし、
屑籠に捨ててしまうという癖があり、
夕方になると掃除婦が
屑籠を空けてしまうと、
取引の記録は彼女とともに消える、
ということが起こっていた、
とする。
「そういうことを起こすたびに、
彼は会計係から苦情を言われていた。
そのたびに改めることを約束し、
数日後には元に戻るということの
繰り返しが続いていた。」
(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)
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