■ドラッカー自身の仕事■~ピノキオの鼻~
おはようございます。
薄曇り、湿気充満の川崎の朝です。
今日も晴れ間はなく、
いつ雨が降ってもおかしくない状況です。
明日ぐらいからはだんだん晴れ間が増え、
梅雨明けが宣言されるんでしょうね。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
フリードバーグは、
ドラッカーは昨年まで
証券会社で行っていた
アナリストの仕事を、
この会社でも行っており、
給料に見合ったことを
まったくしていないと思うので、
これからは何をやるつもりなのかを、
来週の火曜に書き出して来てほしいと
ドラッカーに言い渡した。
翌火曜、ドラッカーは
週末いっぱいを使って書いたものを
自信をもって提出したが、
フリードバーグはそれを一瞥して、
80点だ、20点ほど不足している、
と言ったので、
ドラッカーは何が抜けているのかと
質問した。
それに対してフリードバーグは、
ピノキオの鼻から
眼鏡をずり落ちそうにしながら、
それを考えることも、
ドラッカー自身の仕事ではないか、
と答えた。
「そのとき初めて私は、
自分が秘書役となっている
三人の共同経営者のことを
真正面から考えたのだ。」
(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)
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