■シティの教会での素人説教■~懐具合はかつかつ~
おはようございます。
薄い雲がかかってますが、
これから日が射し、
今日も猛暑なんでしょうね。
首都圏のコロナ感染者数の急激な、
増加傾向が全国に伝播し始め、
重点は、ワクチン接種率の低い
20代、30代に移った。
さらに、夏休み、オリパラ開幕が
畳みかけ、行動力豊富な若年世代は
リスクを高める要因となる。
自分の命は自分で守るしかないです。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ヘンリーおじさんとドラッカーが、
ある日の昼どき、
ロンドンのシティを歩いているとき、
ヘンリーおじさんは
聖公会の教会の前の看板に
ドラッカーの名前があるのを発見した。
シティの教会は、
日曜には礼拝に来る者がいないので、
ウィークデーに人集めの一環として、
素人説教を行っており、
それをドラッカーが受け持っていると説明し、
教会内の音響のよさについても一言つけ加えた。
ヘンリーおじさんが、
水曜日以外の日は何を
行なっているのかと聞いたので、
何も行なってはいないと答えると、
さらに、教会の懐具合について聞いたので、
かつかつで、補修のお金がなくて
困っているそうだと答えた。
するとヘンリーおじさんは、
その教会の神父さんに会わせてくれないか、
と言ったので、
若干の懸念をもちながらも、
司祭の部屋へ案内した。
そして、司祭に次のとおり話し始めた。
「教会の補修費を稼ぎ出す方法があるんですがね。
週に二回小さなコンサートを開くんです。
シティには、昼休みにすることのない連中がうようよいますよ。
演奏家のほうは宣伝になりますから、
無料奉仕してくれます。
屋根でも何でも直せますよ」
(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)
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