■鉄の鞭を持つ独裁者■~均質化による没個性化~
おはようございます。
快晴、すでにまぶしい陽が射す高知の朝です。
今日も晴れ、
日中は暑くなりそうです。
月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。
----------------------
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
一流の編集者は寛大ではなく、
勝手に書かせることはなく、
自分たちのスタイルを守った、
とした。
そして、鉄の鞭を持つ、
病的なまでの独裁者で、
書き直させ、
切り捨て、
かくあるべしというところまで
手を入れた、
と続ける。
あるときノエル・ブレイスフォードが、
ドラッカーに言ったところによれば、
『マンチェスター・ガーディアン」の
老スコットは、
論説に手を入れただけでなく、
迷子のペット捜しの広告に至るまで、
文法、簡潔さ品格を追求したという。
「これに対し、
ルースのグループ・ジャーナリズムは、
均質化による没個性化を行なっていた。
そのため、逆に不正確になり偏りが生まれていた。」
(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
コメント