■ノーと言うだけの分別■~働いてみて達した結論~
おはようございます。
青空の所々に
淡い雲が浮かぶ須崎の朝です。
10月も中日となりましたが、
高知の日射はきつく、
今日も日向では30度近くになりそうです。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ルースは『タイム』などに
才能ある人を大勢雇ったが
あまりに高給を払いすぎて、
彼らを生殺しにしていた、
とした。
そして、
自分自身がそのルースの金に
抵抗する力や分別があったのかは
疑問だった、
と続ける。
ドラッカーは、
それに抵抗できるような者は
いるはずはなかったと考えるが、
それは決して負け惜しみではなく、
『タイム』の人たち何人かと
働いてみて達した結論でもあった、
とする。
「いずれにせよ、
ルースが、社内の抵抗に手を焼きつつも、
私の断りに対し、
彼直属のスタッフとして
特定の仕事抜きで高給を払いたい
と言ってきたときには、
ノーと言うだけの分別は持っていた。」
(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
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