■ルースの管理スタイル■~よぼよぼの愛犬がドイツ・シェパードに~

 おはようございます。


窓から見える小山の上には、

青空が広がっています。


今日も快晴、日中はまだまだ30度を超えそうです。

朝晩の気温差にお気を付けください。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

----------------------



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ルースご自慢の調査専門では、

書き手は調査をしなかったため、

現場を知らずに書き、

リサーチャーは

全体の文脈を知らされなかったので、

間違いが起こるのは当然だった、

とした。



そして、その実態を目にすることとなった。



特集そのものは、

朝鮮戦争の勃発によって

掲載されなかったが、

ドラッカーが目にした校正刷りでは、

ドラッカー家の目と足の不自由な

よぼよぼの愛犬が獰猛な

ドイツ・シェパードに、

食堂の子供用のピアノが

音楽室のグランドピアノにされていたのだ。



同時にドラッカーは、

ルースの雑誌での内部抗争や、

編集者同士を対立させるという

ルースの管理スタイルも耳にしていた、

とする。





「しかし、申し出は魅力的だった。


 そこで私は試してみることに同意した。」





(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~