■人生設計上も大きな意味■~金持ちもまんざらではない。~
おはようございます。
どんより曇り空の高知の朝です。
これからだんだん晴れ間が増えそうですが、
気温はぐっと涼しく、
25度を超えないみたいですね。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
『タイム』はルースと
ブリトン・ハッデンとの
共同事業としてスタートしたが、
世間の注目を集めたのは、
明るく派手なハッデンのほうだった
とした。
そして、ルースが名実ともに
『タイム』のオーナーになったのは、
1929年にハッデンが急死し、
ルースがその持ち分を買い取ってからだった、
と続ける。
ところが1930年創刊の
『フォーチュン』のほうは、
構想から制作まで、
名実ともにルースのもので、
あの大恐慌の渦中にあって、
創刊後最初の二年間、
取材陣と編集陣を構築し、
編集とグラフィックスの方針を定め、
自ら編集し、流通まで面倒を見た。
「『フォーチュン』は、
ルースの人生設計上も大きな意味を持っていた。
『タイム』は、彼を三〇歳前に金持ちにした。
金持ちになることはまんざらではなかった。」
(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
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