■ほとんど何も進んでいなかった。■~ドラッカーのスクラップブック~

おはようございます。


今朝も快晴の高知です。

秋の好日、外歩きには良さそうな休日ですね。


日曜日、良い一日になりますように。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

『フォーチュン』の10周年記念号は、

定期号とは一味も二味も違うものになるはずだった。

アメリカ経済についての大きな記事を12本、

比較的短い記事を8本、

計20本で構成することになっていた、

とした。



そして、

『フォーチュン』の10周年記念号の

目次案は、ルース自身が何人かの

編集者と練り上げ、

ダベンポートに渡されていた、

とする。



それから半年経ち、

あと数週間で印刷に回す頃合いとなって、

ルースが進捗状況をチェックしてみたところ、

ほとんど何も進んでいなかった。



大きな記事の何本かは、

外部のライターに

原稿依頼さえしていなかったが、

ルースがドラッカーに助けを求めてきたのは、

この時点だった。






「ルースは、


 私が書いたもののスクラップブックを持っており、


 私が何についてすでに調査し、


 分析しているかを知っていた。」





(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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