■マッカーシー旋風は恥ずべきこと■~忘れられし者ではない~
おはようございます。
朝焼けが東の空を染める
高知の空です。
午後には少し雲が出そうですが、
高知は日差しが強烈、日向は暑くなります。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
まだ無名であった自分自身が書いた
『「経済人」の終わり』が
これほどの反応を引き起こしたのは、
ウィンストン・チャーチルの
推薦のおかげだそうだだった、
とした。
もちろん、
まだ当時はチャーチルの時世ではなく、
対ヒトラー宥和論が幅をきかせていたが、
すでにチャーチルは、
数年前のような忘れられし者ではなくなっていた、
と続ける。
従って、彼らは、
ドラッカーと、その著作をチャーチルが
推薦するからには、
馬鹿にして放っておくわけには
いかないものになっていたのだ。
「われわれ今日のアメリカ人は、
当然のことではあるが、
あのマッカーシー旋風を恥じている。
たしかに恥ずべきことだった。」
(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
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