■グーテンベルクの新しいテクノロジー■〜印刷本が教授内容まで変えた〜
おはようございます。
快晴の高知の朝、
まぶしい日が差し始めました。
今日は、高知交響楽団の演奏会で、
生の音源を堪能してきます。
ムゾルグスキーの”展覧会の絵”が楽しみです。
日曜日、よい休日をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
マクルーハンとという、
至って平凡に見えた英語教師が、
変なことを言い出した、
とした。
そして、中世の大学は印刷本のおかげで
陳腐化したと言ったまでは、
常識として受け取れたが、
彼は進んで、
印刷本が教授法と表現法だけでなく
教授内容まで変えたために、
近代大学が生まれたと論じた、
と続ける。
この男は、学問の新展開は、
ルネッサンス、ギリシャ・ローマの再発見、
天文学の発展、地理上の発見、
新たな科学とも、
ほとんど関係がないと言っているようだった。
「逆に、それら人類の知的な発展こそ、
グーテンベルクの
新しいテクノロジーがもたらしたものだと言った。
モダンの世界観をもたらしたのは、
コペルニクスやコロンブスではなく、
活版印刷だったと論じた。」
(�V アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
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