■役にも立ちそうにないデザイン■~『フォーチュン』の技術コンサルタント~
おはようございます。
未明の高知は5度を下回る冷え込みです。
今日も快晴、
もう秋晴れじゃなく冬晴れなんですね。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ダグラスが最新鋭爆撃機の
プロトタイプをつくった数年後、
バッキーは後にエレクトロニクスと
よばれるようになったものの
出現を予測した、
とした。
そして、
バッキーはこの類の予測ならば
いくらでもでき、
しかも、かなりの報酬を手にできたのだが、
彼がその種の仕事をするのは、
たとえば娘が病気になり、
どうしても医療費を稼ぐ必要が
生じたときだけだった、
と続ける。
ドラッカーは、
そのようなとき以外は、
ダイマクシオン、プライドーム、
テトラへリックス、テンセグリティなる名の、
たとえ機能したとしても、
何の役にも立ちそうにないデザインに
頑迷に取り組んでいた、
とする。
「バッキーは、
ヘンリー・ルースに発掘されて、
『フォーチュン』の技術コンサルタントになっていた。
ところが、そのルースにしても、
バッキーが考えていることは
まったくわからないと言っていた。」
(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
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