■マクルーハンなる人物がそこにいた■〜カナダ訛りの英語
おはようございます。
薄い雲が東の空を覆う高知の朝、
昨日の雨はやんだようです。
これから気温が下がり、
年末に向かって厳しい寒さが襲ってきそうです。
土曜日、よい週末をお過ごしください。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
マクルーハンとは、
ある学会の会合で
二人とも論文発表者として、
同席したが、
私自身のテーマが何であったかは
覚えていない、
とした。
そして、
ドラッカーがはっきり覚えていることは、
マーシャル・マクルーハンなる人物が
そこにいたということだけだったが、
カナダ訛りの英語で彼が発表を始めたとたん、
退屈させられるであろうことを覚悟した。
と続ける。
背はひょろりと高く痩せ、
論文は、近代大学のカリキュラムについての、
あまり興味を引く題目ではなかった。
「次年度の教員採用の目星を付けに来ている
学部長たちを前に行なう論文発表の常として、
彼の論文も当たりさわりのないものに思われた。
ところが、この至って平凡に見えた英語教師が、
変なことを言い出した。」
(�V アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)
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