■空気力学もエンジンもない時代■~エレクトロニクスの予言~

 おはようございます。


北の山々には雲がかかっていますが、

東南に目を向けると青空に明るい陽が射しています。


今朝は、昨日よりさらに冷え込みました。

この時間でも冷えています。


高知県地方は連日の快晴で、

放射冷却が進みますね。


月曜日、今週もよろしくお願いします。


----------------------



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

バッキーの名が、

テクノロジーの未来学者として

出始めていたにもかかわらず、

働きもせずに馬鹿な考えに

夢中になっている彼に、

わずかしかいない友人たちは、

怒りを感じていた、

とした。



たとえば飛行機についての

未来予測があったが、

聞くところによれば1929年、

ドナルド・ダグラスが、

バッキーのところへ

未来の飛行機の

ラフな図を持ち込んだという。



その頃は、空気力学もエンジンも

素材もない時代だったが、

その図を見たバッキーは、

必要なものは理論、エンジン、素材であり、

それらのものは、

きっちり10年後に手に入るであろうと

言ったそうである。







「事実その10年後、


 ダグラスは、


 後に「空飛ぶ要砦」として知られるようになる


 最新鋭爆撃機のプロトタイプをつくったのだった。


 その数年後、バッキーは後に


 エレクトロニクスとよばれるようになったものの


 出現を予測した。」




(Ⅲ アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~