■仕事についての抽象的コンセプト■〜人間そのものの規定〜

 こんにちは


おはようございます。


よく晴れた高知の朝です。


オミクロン株がじわじわと足元に広がり始めている。

感染症は人の動きに連動するものだが、

年末始の移動ラッシュが平時並みに近いという。


オミクロンは感染力は強いが、

症状は軽いといわれるが、

感染者数が増えれば医療資源は枯渇に向かう。


油断は禁物。


今年も後2日、少し身辺の整理でもします。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、

組み立てラインは道具であるが、

それは人間組織のあり方と

社会自らの社会観に

重大なかかわりを持ち、

産業社会とよばれるに至ったものの

基盤となった、

とした。



そして、

組み立てラインとは、

仕事についての一つの

抽象的なコンセプトである、

と続ける。



しかも、新しい現実として

受け入れられはしたものの、

ものづくり全体から見るならば

小さな部分の一つにすぎず、

事実組み立てラインで

働く者の数はごく一部にすぎなかった。



ドラッカーは、

テクノロジーとは、

教養人やテクノロジストが

考えてきたほど簡単なものではなかった、

とする。







「すなわちテクノロジーとは、


 人間の生産物に影響を与えるだけでなく、


 人間そのものを規定し、


 あるいは少なくとも、


 人間が自らをいかに見るかを規定するものだった。」



(3 アメリカの日々 12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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