■半分詩的で半分SF的な造語■〜バッキーに冗談はなかった〜

 おはようございます。


未明の高知、快晴ですね。


日中は昨日よりいくらか暖かくなりそうです。


水曜日、休肝日明けです。


今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

バッキーは、

ヘンリー・ルースに発掘されて、

技術コンサルタントになっていたが、

そのルースにしても、

彼が考えていることは

まったくわからないと言っていた、

とした。



しかしルースは、

異能の士を嗅ぎ分け、

発掘する特別の鼻を持っていたが、

『フォーチュン』には、

バッキーの半分詩的で

半分SF的な造語で示されるものを

理解できる者は一人もいなかった、

と続ける。



ドラッカーにしても、

経済発展を示すグラフを

描くことを妨害することによって、

経済発展そのものを妨害できるという

彼の考えに興味を引かれなければ、

さほどの関心を持つこともなかったと思う、

とする。





「もちろん私は、


 それをバッキーの冗談だと思った。


 ところがそうではなかった。


 彼は本気だった。


 そもそもバッキーに冗談はなかった。」




(�V アメリカの日々12章ヘンリー・ルースと『タイム』『フォーチュン』)

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