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4月, 2023の投稿を表示しています

■生きかた、働きかたの指針■~誰でもすぐにそれを指摘する~

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 おはようございます。 雲が多い高知の朝です。 今日は曇り、時折雨が降るかも、みたいです。 日曜日、良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 たゆみなく改善をつづけていくためには、 絶えずムダを取り除く方法を考えるような人材を 育成することがカギとなる、 とした。 そして言うまでもなく、 どの企業も製品や業務を 改善したいと考えているが、 デビッド・マギー著の 『トヨタはこうして世界ナンバーワンになった』 (HowToyotaBecame#1)によれば、 TPSをたんなる製造手法として用いるのと、 生きかた、働きかたの指針として活かすのとでは、 雲泥の差なのだ、 ということである、 と続ける。 「改善はトヨタの全工場で実践されており、  些細な問題の兆候が見えたら、  誰でもすぐにそれを指摘するよう指導されている。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■「カイゼン(改善)」への意志■~人材育成がカギ~

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 おはようございます。 ゆずの宿、とろっとろの良いお湯でした。 バリアフリー設備も整って、安心して寛げました。 天気は下り坂みたいですが、 GWスタートです。 良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 「トヨタ生産方式」の 生みの親ともいえる大野耐一は、 前の月に作成したばかりのマニュアルですら、 一ヵ月経てばすでに古くなっているはずだ、 と語った。 クレイムズは、 ほかのマネジャーたちも、 トヨタが特許を保有する 「トヨタ生産システム(TPS)」について、 研究する意義を見出している、 とする。 そしてジョン・ディーア、 ウォルマートほか、 多彩な企業がTPSの分析や研究を行い、 その一部を実践している、 と続ける。 クレイムズは、 TPSには、 トヨタ社内で脈々と受け継がれてきた 「カイゼン(改善)」への意志が 込められている、 とする。 「たゆみなく改善をつづけていくためには、  絶えずムダを取り除く方法を考えるような人材を  育成することがカギとなる。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■「トヨタ生産方式」■~一ヵ月経てば古くなる~

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おはようございます。 快晴の高知の朝です。 明日からのGW、 一足先に母親と温泉に。 今回は「北川村温泉 ゆずの宿」。 近隣のモネの庭も、フジが見ごろで 睡蓮も温帯性睡蓮(赤や白など)の開花時期とのこと。 モネの庭、何十年ぶりになるだろうか、、、 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 改善と決別は背中合わせの関係にあり、 何かを改善するには、 成果の小さい手法を捨てて、 よりよい手法を取り入れなくてはいけない、 とした。 そしてトヨタの元副社長で かの「トヨタ生産方式」の 生みの親ともいえる大野耐一は、 働き手は毎日あたりを見回し、 退屈な仕事を探し出して、 やりかたを改めるのが当然だろう、 という言葉を残し、 さらに次の通り続けている。 「それをしていないなら何かが間違っている。  前の月に作成したばかりのマニュアルですら、  一ヵ月経てばすでに古くなっているはずだ」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■改善と決別は背中合わせ■~五つの豊田綱領~

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 おはようございます。 明るい陽射しの高知の朝です。 日中もおおむね晴れ、 気温も20度を上回ることは少なそうで、 快適な一日となりそうです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 豊田佐吉は、 1890年に最初の特許を取得して以来、 よりよい法を飽くことなく追求するなど、 まさにドラッカーのいう 「生来のマネジャー」だった、 とした。 そしてやがては100を超える特許を手にし、 トーマス・エジソンや ヘンリー・フォードと並び 世界的な発明家と称された、 と続ける。 トヨタは、草創期の1935年に定められた 五つの豊田綱領を いまなお大切に守りつづけており、 そのひとつは 「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」 というものだ。 「改善と決別は背中合わせの関係にある。  何かを改善するには、  成果の小さい手法を捨てて、  よりよい手法を取り入れなくてはいけない。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■トヨタの大躍進■~たゆまぬ改善を目指す~

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 おはようございます。 小雨の降る高知の朝、 少し肌寒いです。 午前中はこんな感じで、 午後から明後日にかけては お陽さんが出てきそうですね。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 チャンスを最大限に活かそうとすると、 過去と決別して将来を切り開くための 方法が見えきて、 将来へ向けた挑戦への 備えができるのだ、 とした。 そしてクレイムズは、 トヨタの大躍進は、 たゆまぬ改善を目指すという、 この会社に深く根づいた伝統に 支えられている、 と続ける。 過去の手法を捨てて よりよい手法を探すという精神は、 骨の髄まで染みついているが、 トヨタを創業した豊田佐吉は、 独学で発明家として 大成した人物であり、 創業当初は自動車ではなく、 優れた機法を開発した。 「1890年に最初の特許を取得して以来、  よりよい法を飽くことなく追求するなど、  まさにドラッカーのいう  「生来のマネジャー」だった。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■過去との決別■~市場での成果や知識の増進~

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 おはようございます。 曇り空の高知の朝です。 肌寒い朝、 これから雨が降り始め 寒い一日になりそうです 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 自動車市場で根本的な変化が 起きているきざしは、 たしかに見て取れた、 とした。 そして、 卓越したマネジャーは未来を予測し、 新しい現実がもたらすチャンスを つかみ取れるよう、 念入りに備えをするのだ、 と続ける。 ふたたびクレイムズは、 ドラッカーの言葉を引き、 チャンスを最大限に活かそうとすると、 過去と決別して将来を切り開くための 方法が見えきて、 将来へ向けた挑戦への 備えができるのだ、 としさらに続ける。 「これまでの事業活動のうち、  さらに前へと進めるべきもの、  手を引くべきものがそれぞれ何かも、  見えてくる。  市場での成果や知識の増進につながる新しい何かも、  もたらされるはずだ」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■市場での根本的変化■~馬耳東風の自動車メーカー~

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おはようございます。 曇り空の高知の朝です。 今日は一日曇り、 気温も20度を超えないようです。 気温変化が大きい日々、 体調管理にお気を付け下さい。 月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーが『惜しい』と感じているうちに 手放さなくてはならないと指摘したが、 アメリカの自動車メーカーは馬耳東風で、 千載一遇のチャンスをみすみす逃してしまった。 クレイムズは、 後知恵ではなんでも言えるだろうが、 どちらにしても、 GM、フォード、クライスラーが、 大型SUVに投じていた経営資源の たとえ一部でも、 燃費のよいハイブリッド車に 振り向けていたなら、 現在のような深刻な苦境は 避けられたのではないか、 と続ける。 そして、 自動車市場で根本的な変化が 起きているきざしは、 たしかに見て取れた、 とする。 「古くからの化石燃料に代わる  新しいエネルギーをめぐっては、  1970年代から議論がなされ、  90年代にはふたたび注目されていたのだから。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■『惜しい』と感じているうち■~二進も三進もいかない~

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 おはようございます。 快晴の高知の朝です。 今日も一日晴れますが、 夏日気温にはならず快適に過ごせそうですね。 日曜日、良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 迷走するフォードのCEOが、 トヨタの張富士夫会長と面会し。 フォードの製造をどう合理化すべきか、 助言を仰いだが、 フォードの抱える問題は根が深く、 製造分野だけにとどまらなかった。 クレイムズは、 アメリカの自動車メーカーは、 過去に稼ぎ頭だった製品ラインが 時代遅れになっても、 いつまでもそれにしがみつき、 高い代償を支払うはめに陥った、 とする。 ドラッカーは、 従来のドル箱事業は、 『惜しい』と感じているうちに 手放さなくてはならず、 まして二進も三進もいかなくなってからでは 遅いと述べている。 「ドラッカーがはじめてこう指摘したのは  1964年だったが、  アメリカの自動車メーカーは馬耳東風だった。  アメリカの自動車メーカーは、  ハイブリッド戦略の積極化で後手に回り、  千載一遇のチャンスをみすみす逃してしまった。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■劇的ともいえる快進撃■~根深い問題を抱える~

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 おはようございます。 朝からまぶしい陽が射す高知の朝です。 今日は一日晴れ、 この週末は好天に恵まれそうです。 良い週末をお楽しみください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ トヨタの首脳陣は、 ハイブリッド車こそが 炭素ガスの排出量を抑え、 燃料消費を減らすための切り札だと悟り、 低い利益率に耐えながら、 萌芽期にあるハイブリッド市場の リーダを目指した。 クレイムズは、 プリウスは、わずか10年前には 想像もつかなかったような、 劇的ともいえる快進撃をとげた、 と続ける。 トヨタが、 70年ものあいだ 世界一の座にあったGMを猛烈に追い上げ、 追いつこうとするうえで、 プリウスは大きな役割を果たしたが、 この間、フォードとGMは迷走し、 記録的な損失を計上しつづけた。 そんな中、 2006年12月、 フォードのアラン・ムラリーCEO(当時)が日本を訪れ、 トヨタの張富士夫会長と面会した。 「フォードの製造をどう合理化すべきか、  張会長の助言を仰いだのだった。  だが、フォードの抱える問題は根が深く、  製造分野だけにとどまらなかった。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■プリウスの登場■~フォードとGM~

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 おはようございます。 明るい陽射しの高知の朝です。 今日は一日曇り、 しかし気温は上がりそうですね。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 旬をすぎたアイデアや 製品を切り捨てられずにいたせいで、 歴史的ともいえる事業低迷にあえぎ、 高いツケを支払わされている企業もある、 とした。 たとえば21世紀のはじめ、 フォード・モーターとGMは共に、 環境運動の盛り上がりや ガソリン価格の高騰にもかかわらず、 燃費の悪いスポーツタイプ多目的車(SUV)の生産に 邁進していた、 と続ける。 トヨタ自動車はそれを横目に、 先進的なハイブリッド技術の開発に力を注ぎ、 プリウスなどのハイブリッド車を 一般の人々でも手の届く価格で 市場に送り出すことに成功した。 「トヨタの首脳陣は、  ハイブリッド車こそが  炭素ガスの排出量を抑え、  燃料消費を減らすための切り札だと悟り、  低い利益率に耐えながら、  萌芽期にあるハイブリッド市場の  リーダを目指した。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■成長戦略の第一歩■~『どの分野から撤退すべきか』~

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 おはようございます。 高知の朝は晴れ、 一日晴れのようです。 昨日は関東方面で夏日、 高知はそこまで上がらなかったようですが、 今日は上昇しそうです。 ビアガーデンが良さそうです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーは、 あまりに多くのマネジャーたちが、 長いあいだ過去にしがみつき、 その結果、事業を迷走させてしまっている、 と嘆いていた、 とした。 そして、ドラッカーは 成長戦略の第一歩は、 どの分野をいかに伸ばすかを 考えることではなく、 『どの分野から撤退すべきか』こそ、 最初に考えるべき点である、 と続ける。 さらに企業が成長するためには、 成長しきった分野、 時代遅れになった分野、 生産性のあがらない分野から いかに撤退するかをめぐり、 体系的な戦略を築かなくてはいけない、 とする。 「旬をすぎたアイデアや  製品を切り捨てられずにいたせいで、  歴史的ともいえる事業低迷にあえぎ、  高いツケを支払わされている企業もある。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■何かを捨てること■~売上げと利益は生命線~

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 おはようございます。 明るい雲が東の空にかかる高知の朝です。 今日は一日曇り、 関東方面は30度近くになりそうですが、 高知は22度程度で過ごしやすそうです。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 「捨てる」という決断は、 ドラッカーのいう「マネジャーのエゴ」により 妨げられてしまう、 とした。 なぜなら、マネジャーたちは終始、 売り上げを増やすために あらゆる努力をするように、 と教えられており、 何かを捨てるのは この教えに反するのである、 と続ける。 そして、 売り上げと利益を増やすことは、 企業の生命線であり、 既存の製品ラインを廃止したら、 売り上げ、 利益ともに減少するように思える、 とする。 「ところがこれは、  特に長期的な視点に立った場合、  誤った考え方である。  ドラッカーは、  あまりに多くのマネジャーたちが、  長いあいだ過去にしがみつき、  その結果、事業を迷走させてしまっている、  と嘆いていた。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■過去との決別は歓迎されない■~マネジャーのエゴ~

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 おはようございます。 朝からまぶしい陽が射す高知の朝です。 しかし昼前ころからは曇り、 黄砂は少なそうですね。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーを信奉する人々に、 ドラッカーの思想のうち 最も重要だと思うものを 三つ挙げてもらったなら、 「あえて過去と決別する」は まず選ばれないだろう、 とする。 そして、 過去との決別は、 「事業の目的としてふさわしいのはただひとつ、 顧客を創造することである」や、 第二次大戦後に一世を風靡した 目標によるマネジメント(MBO)とは違い、 人々の興味を強くひくものではない、 と続ける。 クレイムズは、 経営幹部のプレゼンテーションにおいても、 「過去との決別」というフレーズは あまり映えそうもなく、 マネジャーは一般に、 自分が何かの製品分野から撤退したり、 アイデアを捨てたりしたことを 誇りにしないものだとする。 「「捨てる」という決断は、  じつは歴史に残る大ヒット商品の  誕生につながったのだが。  「捨てる」という決断は、  ドラッカーのいう「マネジャーのエゴ」により  妨げられてしまう。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■たったひとつだけの悔い■~『知識不足をマネジメントする』~

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 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 肌寒く感じますが、 日中は晴れますが涼しい一日となりそうです。 今日の黄砂は少なそうです。 月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーの自宅の壁や廊下など 客人の目にとまる場所には、 過去の功績を示すものは何ひとつ見当たらず、 目に入るのは新たな挑戦にまつわるものばかりだった、 とした。 ただし、『知識不足をマネジメントする』 という本を構想しながら、 いまだに書き終えていないということが たったひとつだけの悔いであり、 これは素晴らしい本になるはずだが、 なかなか厄介でもあると語った、 と続ける。 クレイムズは、 この本はドラッカーにとって 新境地になるはずだった、 とする。 「マネジャーのさまざまな過ちを取り上げ、  強みよりも弱みに目を向けさせる  きっかけになる本だからである。  だからこそ、  ドラッカーも書き上げられずにいたのだろう。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■将来だけを見つめる■~新たな挑戦にまつわるものばかり~

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おはようございます。 快晴の高知の朝です。 今日は一日晴れ、 行楽日和になりそうですね。 高知の街は、どこを見ても牧野富太郎一色、 ”らんまん”が始まりましたからね。 黄砂も気になるけど、 tenki.jpによると高知は”ほぼ無”らしいです。 日曜日、良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーは、 ひとたび本を書き上げたあとは、 二度とそれに目をとおさず、 新しい着想を得ると、 過去の著書を頭から消し去り、 次の本の執筆にとりかかった、 とした。 そして、人生の選択についても同じで、 将来だけを見つめて過去を捨て去りながら、 職業人生を紡いでいったのだ、 と続ける。 ドラッカーは、 ハーバードやスタンフォードなど、 超名門大学でのポストを断ったが、 決して後悔などせず、 過去の栄光に浸ることもなかった。 「自宅の壁や廊下など、  少なくとも客人の目にとまる場所には、  過去の功績を示すものは何ひとつ見当たらなかった。  目に入るのは、  新たな挑戦にまつわるものばかりだった。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■明日だけを見つめよ■~いつやめるかという問い~

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 おはようございます。 小雨が降る高知の朝です。 今日は降ったり曇ったりの 一日になりそうです。 明日の午前は晴れそうです。 土曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ リーダーは、 すでに目的を果たし終えた分野に ヒト、モノ、カネを注ぐのを、 いつやめるかという問いと、 ぜひとも向き合わなくてはいけない、 とドラッカーはした。 そして、何より危ういのは、 成功の一歩手前の分野で誰もが、 あと一押しで頂点をきわめられる、 と言うからだ、 と続ける。 クレイムズは、 この第7章では、 ドラッカーの代表的な戦略を紹介し、 ドラッカーみずからが それを実践した様子にも触れたい、 とする。 「ご本人は、  ひとたび本を書き上げたあとは、  二度とそれに目をとおさないと語っていた。  完成した著書については頭から消し去ったのだ。  そして新しい着想を得ると、  次の本の執筆にとりかかった。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

■やるべきではないこと■~判断を直感的に下す~

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 おはようございます。 薄い雲に覆われた東の空が、 少しずつ明るくなってきました。 日中は曇り空、 夜には雨が降ってきそうです。 夜の外出には雨具をお忘れなく。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 上司は卓越した人材に対して、 最優先事項は何か、 どういった貢献が期待されているか、 本来の仕事の妨げになっていて、 取り除くべきものは何か、 のような質問を 投げかけるとよいだろう、 とした。 そして最後の問いは、 とりわけ重要であると続ける。 それは「やるべきではないこと」 を押さえておくことで、 メールが次々と押し寄せ、 電話が鳴り止まず、 会議でスケジュールが埋め尽くされるなか、 それを押さえておけば、 それだけで仕事の半分は 終わったようなものだとする。 クレイムズは、 生来のマネジャーは、 このような判断を直感的に 下すことができるが、 優れたマネジャーは、 部下たちとこうした問題について つねづね話し合っているはずである、 とする。 「役所的な仕事や  無意味な雑用から解放してやると、  部下たちは会社にとって  大切な事業機会を  追求できるかもしれない。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■最優先事項は何か。■~ほかはすべて脇に置く~

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 おはようございます。 下弦の月が浮かぶ高知の朝です。 今日は朝から晴れ、 昨日に続き今日も黄砂が降り注ぎそうですね。 お気を付け下さい。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 いまもマネジャーや一般従業員の一部は、 自分たちが大切な資源や個人としてではなく、 費用源や歯車として扱われているように感じている、 とした。 そしてドラッカーは、 知識労働者は 組織を成功へ導く仕事だけに力を注ぎ、 ほかはすべて脇に置かなくてはいけない、 と述べたと続ける。 つまり、卓越した人材は 「何をすべきか」を心得ていて、 それ以外のことはすべて捨てるのだ。 彼らを後押しするには、 上司は次のような質問を 投げかけるとよいだろう。 「君の最優先事項は何か。  何を最優先させるべきか。  どういった貢献が期待されているだろうか。  本来の仕事の妨げになっていて、  取り除くべきものは何か」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■働き手は機械の歯車ではない。■~大切な資源や個人~

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 おはようございます。 曇り空の高知の朝、 午前中は雨、 午後は晴れても強烈な黄砂が降りそうです。 お気を付け下さい。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーの企業観、 従業員と社会との関係についての見方は、 それまでの常識を覆した、 とする。 そしてドラッカーは、 働き手は、費用源でもなければ、 機械の歯車でもなく、 お偉方から清掃人まで全員を、 ひとつの事業を行ううえで 等しく必要な存在だと 見なさなくてはいけないとし、 そのうえで大企業は、 平等な昇進機会を設ける必要もある と続ける。 こうした理想をドラッカーが説いてから 60年がたつ。 「しかしいまも、  マネジャーや一般従業員の一部は、  自分たちが大切な資源や個人としてではなく、  費用源や歯車として扱われているように感じている。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■率直なフィードバック■~まずは強みを褒める~

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おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 今日はお世話になった会社を訪ねて 久しぶりの須崎へ。 鍋焼きラーメンを食って来よう。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーが唱えた 協調関係を実地に移すための 4種類の方法を示す。 その4点目 ◎直属の部下たちと折に触れて言葉を交わし、 率直なフィードバックを与える 部下たちに、 仕事ぶりへの評価を知らせよう。 「コーヒーを飲みながら、  まずは強みを褒めるとよい。  目標に対してどれくらいの実績をあげているか、  話し合いをすると、  部下の望みに沿ったフィードバックを  与えることができる。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■定期的に話し合う■~仕事全体の中での位置付け~

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 おはようございます。 快晴の高知の朝です。 須崎、南国へのサーキット通勤にいささか疲れたため、 本日付で、現職を退任することとしました。 1年半の短い間ですが若い社員たちとの交流、 須崎の居酒屋さんや 南国巨峰園オーナーさん達と 親しくできたり、 楽しい時間を過ごしました。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーが唱えた 協調関係を実地に移すための 4種類の方法を示す。 その3点目 ◎部下たちと定期的に話し合いを持ち、 彼らの仕事が組織全体とどうかかわるかを伝える 働き手はみな、 自分の担当部分が 仕事全体のなかで どういった位置づけにあるのかを 知りたいと考えている。 「二週間に一度ほど、  弁当または宅配ピザなどを食べながら  チーム・ミーティングを行うと、  部下たちの努力が会社の業績と  どう結びつくかを伝えるための、  よい機会になるだろう。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■自分たちで考えさせよう■~お仕着せではない目標~

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おはようございます。 快晴の高知の朝です。 今日はご近所三軒とBBQパーティー、 昨日の風も収まり気持ちよく楽しめそうです。 日曜日、良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーが唱えた 協調関係を実地に移すための 4種類の方法を示す。 その2点目 ◎部下に目標を押しつけるのではなく、まずは自分たちで考えさせよう 「目標がお仕着せではなく、  自分も策定にかかわったものであるなら、  部下たちもそれに愛着を抱き、  達成に向けて努力しようと考える可能性は高いだろう。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■協調関係の4方法■~従業員に最新の情報を伝える~

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 おはようございます。 10日振りの高知、快晴の朝です。 昨晩の夜空にはきれいな星が浮かんでいました。 しばらく晴れが続きそうです。 土曜日、良い週末をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ドラッカーが唱えた 協調関係を実地に移すには、 どういった方法があるだろうか、 とする。 そして、以下を試してみてはどうだろうかと 4種類の方法を示す。 ◎従業員に最新の情報を伝える ◎部下に目標を押しつけるのではなく、まずは自分たちで考えさせよう ◎部下たちと定期的に話し合いを持ち、彼らの仕事が組織全体とどうかかわるかを伝える ◎直属の部下たちと折に触れて言葉を交わし、率直なフィードバックを与える 1点目の”従業員に最新の情報を伝える”とは 以下のとおり。 「民主的な職場では、  情報を容易に入手できる。  働き手はみな、会社の「上のほう」で  何が起きているかを知りたいと考えており、  上司であるあなたは、  部下たちから見れば    社内のほかの人々や部門とのパイプ役である。  会社や部門の動向をまったく知らず、  抜け殻のようになったのでは、  最悪である。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■上司を首にする権限■~部下のリスクを甘受する~

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おはようございます。 薄曇りの稲城の朝です。 高知を立って10日、 今日帰高します。 1年半ぶりの東京は変わっていたり、 そのままだったり様々ですが、 コロナも規制もなくなり、 通勤時間帯の電車は 以前の鬱陶しさに満ちていました。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは最晩年に、 マネジャーたる者は、 一度部下に仕事を任せたなら、 たとえ部下の仕事ぶりが思わしくなくても、 自分が乗り出して何とかしようという気持ちを 抑えなくてはいけない、 とした。 そして部下のしていることが 倫理や法律に反しているなら別だが、 そうでないなら、 助けを求められない限りは、 手出しをしてはならないのだと、 続ける。 ドラッカーは、 部下に選択を委ねたのなら、 そのリスクは甘んじて 受け入れなくてはいけないとし、 さらに次のとおり言い切っている。 「『上司を首にする権限を部下たちに与えよう』  という発想になじめないなら、  これからの時代のリーダーとしては失格でしょう。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■知識労働者への権限委譲■~部下の意見を聞く~

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おはようございます。 稲城の朝はすでに小雨が降っています。 今日は孫の入学式、 新しい一歩を踏み出します。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ウェルチは、 二人の部下を持つマネジャーが、 部下たちに自分の命令だけを こなさせていたなら、 そのマネジャーを首にして、 ふたりの部下だけを残す、 とした。 そしてウェルチは、 人材が三人いるなら、 三人それぞれにアイデアを 出してほしいのだ、 と続ける。 さらに、 マネジャーだけがアイデアを出すなら、 アイデアはひとり分しか生まれず、 三人に意見を出してもらい、 そのなかから 最も優れたものを選んだほうが 良いだろうとする。 クレイムズは、 ドラッカーは最晩年に、 知識労働者への権限の委譲や、 彼らとの協調関係というテーマについて、 より幅広い視点から取り組んだ、 とする。 「エリザベス・ハース・イーダスハイム  によるインタビューでは、  マネジャーたる者は、  一度部下に仕事を任せたなら、  たとえ部下の仕事ぶりが思わしくなくても、  自分が乗り出して何とかしようという気持ちを  抑えなくてはいけない、  と述べている。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■会社側からの仕掛け■~働き手の素晴らしいアイデア~

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おはようございます。 稲城の朝は薄曇りです。 昨日は柿島屋で上質な馬肉刺し、 うまかった。。。。 今日は登戸を目指します。 ヤキトリハウス平安郷は残ってるのかなぁ。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ウェルチが働き手を 信頼していたからこそ、 かの有名なワークアウトにも 弾みがついたのだろう、 とした。 そのワークアウト運動では、 マネジャーと一般従業員が一堂に会した場で、 従業員がマネジャーにどうすれば 仕事のやりかたを改善できるか、 何日もかけて説明するのだ、 と続ける。 この運動の背景には、 働き手は素晴らしいアイデアを持っているが、 それをうまく説明するためには、 会社の側で仕掛けを工夫する必要がある、 という考え方がある。 クレイムズは、ウェルチの言葉を引用する。 「ふたりの部下を持つマネジャーが、  部下たちに自分の命令だけを  こなさせていたなら、  わたしはそのマネジャーを首にして、  ふたりの部下だけを残すでしょう。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■ワークアウトの始動■~やる気を引き出す仕組み~

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おはようございます。 快晴の稲城の朝です。 今日は町田の馬肉名門”柿島屋”へ、。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ クレイムズは、 ウェルチの優れた施策の多くが、 ドラッカーからヒントを得たものであるのも、 驚くにあたらないはずだ、 とした。 そして 以下のように、 ウェルチの言葉には ドラッカーの教えが 色濃く映し出されている、 と続ける。 ●「働き手たちは、自分の仕事の仕組みや流れをとてもよく理解している」(ドラッカー) ●「仕事を実際に手がける人々は、どうすれば仕事のやりかたを改められるかについて、素晴らしいアイデアを持っている」(ウェルチ) クレイムズは、 ウェルチが働き手を 信頼していたからこそ、 かの有名なワークアウトにも 弾みがついたのだろう、 とする。 「ウェルチは80年代後半、  エリート主義に毒されたマネジャーたちが、  働き手の意見に耳を傾けていないことを知り、  ワークアウトを始動させた。  危機感に突き動かされるようにして、  マネジャーが従業員のやる気を  引き出す仕組みを社内に  根づかせようとしたのだ。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■ウェルチ指揮下のGE■~相互理解につながる関係性~

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おはようございます。 薄曇りの稲城の朝です。 興津川キャンプ場帰り さすがに昨晩は泥のように眠りました。 熟睡明けで今朝はすっきり。 今日は横浜ズーラシア動物園、 天気は良さそう。 孫と楽しんできます。 月曜日、良い一日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 離れたところにいて 情報だけを交わしたのでは、 直に会ってかたわらで仕事をするのと 同じ効果は得られない、 とした。 そして 面と向かって話をしたり、 肩を並べるようにして 仕事をしたりする重要性は、 むしろ高まり、 互いの信頼がいっそう 大きな意味を持つのだと続ける。 さらに、 体系的な情報、 とりわけ変化にまつわる情報と、 よりよい相互理解につながる関係性とが、 欠かせないのである、 とする。 クレイムズは、 働き手と素晴らしい協力関係を築いた企業といえば、 ジャック・ウェルチ指揮下のGEが 筆頭格だろうとする。 「ウェルチは1970年代末から  ドラッカーの著書に親しんだというから、  ウェルチの優れた施策の多くが、  ドラッカーからヒントを得たものであるのも、  驚くにあたらないはずだ。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■情報だけを交わす■~働き手と歩調を合わせる~

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 興津川キャンプ場の朝、 快晴です。 やはり河畔のキャンプ場は冷えましたが、 朝はすがすがしい空気が満ちています。 今日は、稲城に帰ります。 日曜日良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 知識労働やサービス業では、 働き手に責任を与え、 彼らと良好な関係を築く以外に、 仕事をうまく回していく方法はない、 とした。 そしてクレイムズは、 のちにドラッカーは、 情報化時代においては、 働き手と歩調を合わせて 仕事を前に進めることが、 かつてなく重要性を増すとも述べた、 と続ける。 ドラッカーは、 マネジャーと部下が顔を合わせ、 ともにスケジュールに沿って 計画的に仕事をこなすことが、 ますます重要になるだろう、 としさらに次のとおり続ける。 「離れたところにいて  情報だけを交わしたのでは、  じかに会ってかたわらで仕事をするのと  同じ効果は得られない。」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)

■働き手をひきつける■~良好な関係を築く~

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おはようございます。 横浜山下町の朝、 気持ち良く晴れています。 昨日は伊勢佐木町から野毛の ゴールデンコースを彷徨い、 中華街で晩飯でした。 今日は静岡興津川に 息子が開設したキャンプ場で一泊、 天気も気温も良さそうです。 今日から4月、 時節柄色々な変化がありますが、 平常心で過ごします。 良い週末をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ IBMは、 仕事のやり方を知っているのは、 実際にそれに携わる人々だという考え方を、 大企業としていち早く取り入れ、 「THINK(考えろ)」が草創期からの合言葉だった。 クレイムズは、 やがて50年代と60年代には、 日本企業もこれに倣い、 マネジャーが部下たちと 密接に連携するようになった、 と続ける。 そして、 組み立てラインでは、 決まりきった仕事だけを行うため、 働き手とコミュニケーションをとらなくても、 大きな支障はないだろうが、 仕事の中身が複雑になり、 知識労働者やスペシャリストの比率が高まると、 マネジャー層は従来にない方法で 働き手をひきつけなくてはならない、 とする。 クレイムズは、 ドラッカーも次のとおり書いているとする。 「知識労働やサービス業では、  働き手に責任を与え、  彼らと良好な関係を築く以外に、  仕事をうまく回していく方法はない」 (『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)