■プリウスの登場■~フォードとGM~
おはようございます。
明るい陽射しの高知の朝です。
今日は一日曇り、
しかし気温は上がりそうですね。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
旬をすぎたアイデアや
製品を切り捨てられずにいたせいで、
歴史的ともいえる事業低迷にあえぎ、
高いツケを支払わされている企業もある、
とした。
たとえば21世紀のはじめ、
フォード・モーターとGMは共に、
環境運動の盛り上がりや
ガソリン価格の高騰にもかかわらず、
燃費の悪いスポーツタイプ多目的車(SUV)の生産に
邁進していた、
と続ける。
トヨタ自動車はそれを横目に、
先進的なハイブリッド技術の開発に力を注ぎ、
プリウスなどのハイブリッド車を
一般の人々でも手の届く価格で
市場に送り出すことに成功した。
「トヨタの首脳陣は、
ハイブリッド車こそが
炭素ガスの排出量を抑え、
燃料消費を減らすための切り札だと悟り、
低い利益率に耐えながら、
萌芽期にあるハイブリッド市場の
リーダを目指した。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)
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