■何かを捨てること■~売上げと利益は生命線~

 おはようございます。

明るい雲が東の空にかかる高知の朝です。


今日は一日曇り、

関東方面は30度近くになりそうですが、

高知は22度程度で過ごしやすそうです。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


クレイムズは、

「捨てる」という決断は、

ドラッカーのいう「マネジャーのエゴ」により

妨げられてしまう、

とした。



なぜなら、マネジャーたちは終始、

売り上げを増やすために

あらゆる努力をするように、

と教えられており、

何かを捨てるのは

この教えに反するのである、

と続ける。



そして、

売り上げと利益を増やすことは、

企業の生命線であり、

既存の製品ラインを廃止したら、

売り上げ、

利益ともに減少するように思える、

とする。






「ところがこれは、


 特に長期的な視点に立った場合、


 誤った考え方である。


 ドラッカーは、


 あまりに多くのマネジャーたちが、


 長いあいだ過去にしがみつき、


 その結果、事業を迷走させてしまっている、


 と嘆いていた。」


(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)

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