■上司を首にする権限■~部下のリスクを甘受する~
おはようございます。
薄曇りの稲城の朝です。
高知を立って10日、
今日帰高します。
1年半ぶりの東京は変わっていたり、
そのままだったり様々ですが、
コロナも規制もなくなり、
通勤時間帯の電車は
以前の鬱陶しさに満ちていました。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは最晩年に、
マネジャーたる者は、
一度部下に仕事を任せたなら、
たとえ部下の仕事ぶりが思わしくなくても、
自分が乗り出して何とかしようという気持ちを
抑えなくてはいけない、
とした。
そして部下のしていることが
倫理や法律に反しているなら別だが、
そうでないなら、
助けを求められない限りは、
手出しをしてはならないのだと、
続ける。
ドラッカーは、
部下に選択を委ねたのなら、
そのリスクは甘んじて
受け入れなくてはいけないとし、
さらに次のとおり言い切っている。
「『上司を首にする権限を部下たちに与えよう』
という発想になじめないなら、
これからの時代のリーダーとしては失格でしょう。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第6章 働き手を尊重する)
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