■市場での根本的変化■~馬耳東風の自動車メーカー~

おはようございます。

曇り空の高知の朝です。

今日は一日曇り、

気温も20度を超えないようです。


気温変化が大きい日々、

体調管理にお気を付け下さい。


月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーが『惜しい』と感じているうちに

手放さなくてはならないと指摘したが、

アメリカの自動車メーカーは馬耳東風で、

千載一遇のチャンスをみすみす逃してしまった。



クレイムズは、

後知恵ではなんでも言えるだろうが、

どちらにしても、

GM、フォード、クライスラーが、

大型SUVに投じていた経営資源の

たとえ一部でも、

燃費のよいハイブリッド車に

振り向けていたなら、

現在のような深刻な苦境は

避けられたのではないか、

と続ける。



そして、

自動車市場で根本的な変化が

起きているきざしは、

たしかに見て取れた、

とする。





「古くからの化石燃料に代わる


 新しいエネルギーをめぐっては、


 1970年代から議論がなされ、


 90年代にはふたたび注目されていたのだから。」



(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第7章 明日だけを見つめよ)


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