■AT&Tの顧客サービス■~マネジャーの任務に据える~
おはようございます。
雲の多い高知の朝です。
南東の空、うろこ雲に囲まれて
ぽっかりと明るい空間が覗いています。
夜明けの気温が日々下がり、
最高気温も下がってきましたね。
過ごし易くなってきました。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
AT&Tの社長は顧客サービスを
自社の事業の柱にすえたが、
そもそもこの会社は
独占企業だったため、
顧客はAT&Tを利用する以外に
選択肢がないも同然だった、
とした。
この事業の定義は、
ドラッカーの表現を用いると、
事業方針の大胆な革新にあたるため、
全従業員の発想をこれになじませるために
入念な研修を行い、
サービス重視を打ち出す広報を行う
必要があったためだという。
くわえて財務の方針も改めて、
需要があれば必ずサービスを
提供できるようにすること、
必要な資金を調達して
投資収益を得ることを、
マネジャーの任務に
すえなくてはいけなかった。
「あとから振り返れば、
どれもごく当然のことだが、
実地に移すには優に
10年以上の歳月がかかった」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第12章 ドラッカーの戦略論)
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