■本が最有力候補■~細分化された市場~
おはようございます。
曇り空の高知の朝です。
三連休中日は生憎の天候のようです。
ゆっくりお過ごし下さい。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ベゾスは、インターネットの
2300%の成長を前にしたら、
すぐに腰を上げなくてはいけないとし、
EC事業の可能性を探ることとした。
そこでベゾスは、
ネット販売に適していそうな
音楽やオフィス用品など
20ほどリストアップしたが、
やがて本が最有力候補として
浮上する。
有力とした背景には、
出版業界は非常に細分化されており、
出版社は数万社、
流通している発行点数は
300万以上にものぼる
という状況にあった。
業界最大手のランダムハウスですら、
市場シェアは10%を切っていた。
「意外にも、ベゾスは1994年9月に
オレゴン州ポートランドに赴き、
全米書店協会(ABA)主催による
四日間の書籍小売入門コースを受講している。
中身はとりたてて新鮮なものではなく、
「事業計画の策定」「発注、納品、返品」「在庫管理」
などがテーマだった。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第12章 ドラッカーの戦略論)
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