■予期せぬ成功を見逃さない(2)■~現実を直視する姿勢と謙虚さ~

 おはようございます。


2025年元旦、

あけましておめでとうございます。


本年も皆様にとって健やかな一年でありますよう祈念いたします。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


今年の新年は香川県観音寺で迎えました。

さっきまで雲が暗く空を覆ってましたが、

段々と青空が広がってきました。


気持ちの良い元旦になりそうです。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『イノベーションと企業家精神』から


ドラッカーは、

変な客が来たらそれが本命の客であり、

ドラッカーの調べたところでは、

最も成功率の高いイノベーションの機会が、

この予期せぬ成功だったとした。



そして上田さんは、

最初、コンピュータは科学計算用として開発され、

そこへ事務用としての需要が見つかり、

その事務用のユーザーである企業を

真っ先に捉えたのが、

IBMだったと続ける。



当時、技術的に先行していたユニパックは、

企業という予期せぬ客に応えようとせず、

メインフレーム・ココンピュータは、

給与計算などという俗なもののために

開発したのではなかったのだった。



ドラッカーは次のとおり諭す。






「マネジメントにとって、


 予期せぬ成功を認めることは容易でない。


 勇気が要る。


 加えて、現実を直視する姿勢と、


 間違っていたと率直に認めるだけの謙虚さが要る。」


(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 5 イノベーションの機会をいかに捉えるか)

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